🪲ヘラ君とクレスちゃんの飼育日記:クレスちゃんとのお別れかもしれません。
2025年4月9日の朝――
いつもならゼリーのそばにいたクレスちゃんが、動いていないことに気づきました。
最近は転びやすくなっていて、そのたびに体勢を直してあげることが多くなっていました。
ゼリーの上にそっと乗せてあげても、そのままの姿勢で動きません。
「少しでもご飯を食べてくれたかな…」と、わずかな希望を抱きましたが、思っていたようにはいかず、現実を受け止めなければいけない気がしました。
そして、4月10日の朝。
再度確認しましたが、手足に動きはなく、明らかに変化がないままの状態でした。
🧡クレスちゃんのこれまで
2024年8月に羽化してから、約8ヶ月間。
メスのヘラクレスオオカブトとして、たくさんの時間を一緒に過ごしてきました。
- 産卵は合計4回、合計39個の卵を産んでくれました。
- ゼリーもしっかり食べて、壁を登ろうとする元気な姿も見せてくれました。
- ただ、転びやすくなったり、動きがゆっくりになる様子も少しずつ見られていました。
それでも先週までは、ちゃんと動きもあって、私たちの手からゼリーを受け取ってくれていました。
💭寿命だったのか、それとも急変だったのか?
ヘラクレスオオカブトのメスは、羽化からの寿命は半年~1年程度が一般的とされています。
特に、産卵を何度も終えたメスは体力を消耗してしまい、8ヶ月ほどで寿命を迎えることも珍しくありません。
クレスちゃんのこれまでの頑張りを思うと、
「もしかしたら、とても穏やかに寿命を迎えたのかもしれないな…」と感じています。
🌿これからの想い
クレスちゃんが残してくれた卵からは、今も幼虫たちが育ってきています。
小さな命のバトンをつないでくれたクレスちゃん。
ありがとうの気持ちをこめて、しっかりお世話を続けていこうと思います。
そして、これからもヘラ君と一緒に、クレスちゃんのことを忘れずに記録に残していきたいと思います。
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